10月12日(日)快晴?
午前4時目覚ましが鳴る。
なんだ?なんなんだ?真っ暗だぞ!なんでアラームが鳴るんだ?そうだ今日は「葛西臨海公園」の「歌う白イルカ君」に会いに行くんだった…いやいや違うぞ!そんなのいないぞ!!そうだ!!!「葛西臨海公園」往復ロングランに行くんだった!!!!
昨夜の天気予報では抜群の秋晴れらしいいが今年一番の冷え込みらしい…。しかも昨日の東北地方の低気圧の影響で風が強い…無事に帰って来れるのだろうか?
鍋焼きうどんとバナナを食しながら今日のウエアーの選定に悩む。思いのほか寒い。
昼間温度が上昇するのは分かっているが、ウインタージャケットを羽織って出発!
睡眠時間が4時間程度だったが、少しだけ肌を刺すような寒さのせいか、心地の良いスタートだ。
K‘s電気前に着くと後K氏がハーフパンツで震えていた。(さすが若さだ!!)
(この時期、5時は真っ暗!)
T永氏、T岡氏、ZEN氏、H澤氏が次々に到着。あまりの暗さと寒さに皆笑うしかない
では「葛西」に向けて出発!まずは千葉県野田市関宿まで!!
30分ほど走ると空が白み始める。
三国橋手前で後K氏がパンク!とがった矢じりのような小石の洗礼を受ける。幸先の良い出だしだ…↓
15分ほどで修理を済ませ気を取り直して出発!
追い風も手伝い足を軽く回すだけで35km/h位出る。ありがたい。
トレインを組んで走行しているのであっという間に関宿に到着!
トイレ休憩で関宿城付近の公衆トイレに寄ると、建屋入口付近でZEN氏が素っ頓狂な叫び声を上げている。何かと思えば見事なほどに1本の蛇の抜け殻だ!穴子一本握りもビックリ!!
(都合により写真は自粛)
ZEN氏は蛇が大の苦手らしい。「まだこの辺にいるのか?」あたりをコンバットのように警戒している。
前回の金原ヒルクライムの時も下っているZEN氏の車輌に向かって左から蛇が進んでいた。
ZEN氏の叫び声にビックリした蛇がUターンして今度は私の車輌に向かって突進して来た。
蛇が好きでもなく嫌いでもない私も思わずつられて絶叫!!なんてこともあった。
しかし立派な抜け殻だ。1m以上はあるだろうか?こんな大きな抜け殻が入るお財布はそうないであろう。ベルトにでもしようか?(なんてね)
関宿城を後にし、サイクリングロードを利根川水系から旧江戸川水系に切り替え出発!
国道16号線、東武野田線をくぐりサイクリストのオアシス「しんざか屋」に到着って!「H澤氏さぁ~ん!ここで休憩ですよぉ~!!」と言いながら右後ろに曲がるクイックな下り坂を降りようとした時の事だった。左のクリート(簡単にいうとスキーのブーツみたいな脱着式のペダルとシューズ)は外していたが右は外れておらず、路面は右下に傾斜していた。とっさに足が出ず、立ちゴケ…10年ぶりだ…恥ずかしい…。
しかも右ひざを打ってしまった。私の膝の軟部組織は事故と度重なる手術で挫滅している。(簡単に言うと皮膚が弱くなっている)しかも痛感があまりない。痛くはないが、膝の中身が心配だ…。私にとっての「アキレスの腱」だ。(膝がアキレス腱ってなんか変?)
すかさず心のやさしいT永氏が心配をして絆創膏を出してくれた。みんなの手前レッグウォーマーを外さずにいたが衣服の上から血がにじんでいくのが分かる。やばい。絆創膏で蓋をしておこう。
T永氏ありがとう。
(これも都合により写真は自粛)
膝内部に痛みを感じるが事故の時を思い出せば可愛いものだ。しかも今日のロングライドは私にとっての自分への挑戦。降りるわけにはいかない。
膝は心配だが出発だ!
しばらく走ると常磐道が見えて来た。「野口さん!引きすぎです!!」ゴールを意識しすぎてオーバーペースになっている私を後K氏の言葉がいさめてくれた。後続と離れてしまっている。びっくりしたのがH澤氏がペースを狂わせず走っている。しまった…自分のゴールの事だけしか考えてなかった。そうだ今日は集団走行なんだ…。みんなと走ってみんなでゴールするんだ!
事故を起こす前の「一匹狼」的な走りをしていたころには感じられなかった感覚だ…。仲間って素晴らしい。
膝の痛みを感じながら右手に「みさと共立病院」を眺め、JR野田線をくぐり三郷駅付近に到着。
軽く休憩をとりジャケットを脱ぐ。「FELT3兄弟の完成」
さぁ、T岡氏!次の休憩場所は前回のリベンジ「柴又寅さん記念館」ですよ!(今年の夏T永氏に騙されて?関宿から「あと10kmだよ」を何回も聞かされて連れて来られたらしい)
水戸街道をくぐり寅さん公園に到着!
(寅さん公園から矢切りの渡しを眺める)
江戸川区付近の河川敷は整備が行き届いていて走りやすい。
河川敷が終わるころに「ポニーランド」というのがある。今日はいなかったが普段はポニーがいるらしい。H澤氏が「ポニーがいな~い!ポニーがいな~い!」と迷子になった子供のように騒いでいる。「H澤さん!ポニーはいないけどポニョならいるよ!!」
「えっ!どこにいるの?」
「僕のおなかの上だよ…」
さぁ!あと20kmそこそこだ!!
ZEN氏とT永氏によるとここからが難関らしい。道が分かりづらく、狭いらしい。
なるほど走ってみると分かる。下町の路地裏を走っているような感覚だ。こまごまと曲がり、テクニカルで神経を使う。
しばらくすると浦安名物「ネズミーランド」が見えてきた。よく見ると「ポッキーマウンテン」や「ツンデレラ城」も見える。こうなればゴールの観覧車はすぐそこ!!
(とりあえずゴールの記念撮影!)
昼食をとり帰りの相談。ZEN氏が元来た旧江戸川水系か荒川・見沼水系の選択を提示。
すかさず同じ道はつまらないと荒川・見沼水系をチョイス。ZEN氏曰く荒川・見沼水系はサイクリングロードと一般道、橋が水平交差するのでスットプ&ゴーが多いらしい(これが過酷な帰路の始まりだった)
葛西臨海公園から荒川を上り首都高6号線に沿って鹿浜橋付近の新芝川排水機場で休憩。
新芝川のサイクリングロードで川口・鳩ケ谷を抜け見沼代用水の「緑のヘルシーロード」にて浦和・岩槻を抜ける。しかしZEN氏は道をよく知っている。もしZEN氏が途中いなくなったら地上遭難するだろう。
T岡氏が「ZEN氏は道をよく知ってるよな~」感心している。
「だってZEN氏はあの地図会社ゼンリンの社長ですよ!(ウソ)」
「マジで!!」T岡氏は本気で信じているようだ。
前にも書いたがT岡氏のひょうひょうとしてお茶目なところが(年上に対して失礼だが)私はとてもすきだ。
ちなみに私が知る限りではZEN氏は自転車と航空機の好きな普通の会社員だ。たぶん。
仲間の職業はどうでもいいと私は思っているのだが、T永氏とT岡氏は高校からの同級生らしくとても仲が良い。昔高校生のOK田君にしつこく二人の職業を聞かれた時「ある筋の組長と若頭だ。子供が大人の職業を詮索しないほうがいい」とウソを教えたことがある。もちろんあとでウソだとはいいましたよ。
しかしZEN氏の言った通りスットプ&ゴーが多い。さすがの私も参ってきた。
それよりも後K氏がだいぶつらそうだ。3年来の知り合いだが、体がヒルクライム体系に変わり体脂肪も相当落ちたらしい。体重の軽さと筋肉の付き方がロングランにはちとつらいのかも知れない。右ひざが痛そうだが、出来ることならば一緒にゴールしたい。
岩槻、蓮田、菖蒲、騎西、行田、羽生まで来て上新郷(紙信号ではない)にて休憩。
(みんな疲労の影が出ているような?)
ここまでくれば利根川を渡り群馬県だ。
新昭和橋を渡るころには日が沈み始めてきた。
夜明けから日没まで(多摩クリスタルのキャッチコピーみたいだ)よく走ったものだ。
館林に入り茂林寺にて解散
全員で無事往路94km帰路106km合計210km走り切りました!
またいつかロングやりたいですね!(でも当分いいわ)
おまけ
遂にFELTジャージに挟まれてオセロのようにひっくり返ってZEN氏もFELTジャージ!
FELT3兄弟の出来上がり!!