誕生日
昭和44年12月28日スタッフ野口こと私が生まれた日。
野口家の二男坊としてこの世に生を受けた。
本当はもう一人兄がいるはずだったのだが、私の生まれる1年前の12月25日に生まれて間もなく亡くなってしまった。
名前を梨花という。両親は女の子が欲しかったらしい。
そんなこんなで女の子のように大事に育てられた。
今の私を知っている方には信じられないかもしれないが、子供モデルが出来るくらい可愛く、近所のおばちゃんや幼稚園の先生達のアイドルだった。(隣のスタジオアリスのミムちゃんに写真を見せたら絶賛していた)
最近子供のころの私のアルバムをスタッフで見る機会があり、幼少期の写真の多さにビックリした。自分で言うのもなんなんだが、両親に愛されて育って来た事を実感した。
生まれてこの方、誕生日は祝ってもらうのが当たり前という横柄なスタンスで生きてきたが、ちょっと今年は違った。
朝、出社する前にリビングに両親を呼んだ。
私:「今日、俺の誕生日なんだけど…」
父:「あぁ、今晩なにかお祝いしようと思ってたんだけど何かするかい?」
私:「いや…誕生祝いの催促じゃなくて」
(今まで言ったことがなく、ちょと恥ずかしい気もするのだが、本当に思った気持なので…)
私:「父さん、母さん、俺を産んでくれてありがとう」
(両親はちょっとびっくりしたような顔をしていた。しばらくして父が涙ぐみながら)
父:「今まで生きてきてくれてありがとう」
(カウンターパンチだ!これにはやられた…)
私:「これからも頑張って生きるわ!じゃぁ~行ってきますわ!!」
母:「無理をするんじゃないよ。体を大事にね。」
(うわぁ~これにもやられた!追い鰹もビックリだ!!)
店に向かう車の中、涙が止まらなかった。(誕生日に泣くなんて、今までで生まれた時と今日の2回だけだろう。)
涙とともに横柄さが流れ出て、なにか優しい人間になれそうな気がした。
今日は生まれこのかた1番の素晴らしい誕生日になりそうだ。
卯月よ!津久井よ!今夜はおれ様の誕生日を祝いに飲みに行こうぜ!!
(あんた何にも変わってないじゃん…)
続く
おまけ
12月28日(日)夜
ここはいつもの「どんさん亭」。
なんだかんだいいながらアゼリアサイクルスタッフ忘年会及び私の誕生祝いを兼ねて飲みに来ている。
卯月:「じゃ~野口さん乾杯の前に39歳今年の抱負を!」
(えっ?そう来るの?なんも考えてなかった…え~と…え~と…え~と…)
野口:「ん~40までに結婚する!!」
全員:「えっ!?」
津久井:「ずいぶんハイペースですね!まずは相手探しからですね!」
(この子ったら毎度のことながら、ズバリなこと言うね…)
でも来年の今頃「去年の40までに結婚って公言したやつ、一年延長してもらえないかな?」って言ってるような気がする(ってカラオケBOXぢゃないんだから…)
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